STシリーズ 2作目読みました。
作品中にMDプレーヤーが出てきて「懐かしい!」と騒いでしまいました。
そっか、1999年刊行の作品なんですね。
MD持ってたなぁ。知ってます??
マイベストとか作って自己満の世界を満喫してたよ←
実家にまだあったはず。
娘たちに見せたらどんな反応するかな(^^)
今回もさくっと軽く読めました。
ラノベのように、難しく考えずさらさら〜と読めて楽しかったです。
「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人」はどんなお話?
警視庁科学特捜班、略称ST。
経費削減やリストラの波がSTにも。活躍しなければ廃止の危機!シリーズ2冊目です。
2つの公園で連続して発見された変死体から検出されたのは、共通する毒物。
捜査の過程で、新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナーの存在が浮かび上がります。
捜査のストーリーとは別で、人気女子アナの恋愛ストーリーも同時進行していて、これら2つが後に交わることとなり…。
果たして、事件を無事解決しST廃止を阻止できるのか?
「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人」の主な登場人物
- 百合根友久(ゆりねともひさ)…STを任されたキャリアの警備。
- 菊川五郎(きくかわごろう)…警視庁捜査一課の警部補。たたき上げノンキャリア刑事。
- 赤城左門(あかぎさもん)…STの法医学担当。女性恐怖症。
- 黒崎勇治(くろさきゆうじ)…STの第一化学担当。卓越した嗅覚の持ち主。武道の達人。
- 青山翔(あおやましょう)…STの文書鑑定担当。プロファイラー。
- 結城翠(ゆうきみどり)…STの物理学担当。卓越した聴覚の持ち主。ST唯一の女性。
- 山吹才蔵(やまぶきさいぞう)…STの第二化学担当。僧侶。
- 八神秋子(やがみあきこ)…TBNテレビの人気アナウンサー。
- 岩谷慎太郎(いわたにしんたろう)…青年実業家。秋子の彼氏。
- 白鷺勇一郎(しらさぎゆういちろう)…SCアカデミーの会長。
「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人」を読み終えての感想
はい、今回も菊川さん優勝。
菊川さんの「警部殿」という呼び方サイコー。
普段は威圧的でぶっきらぼうな感じなのに、ここぞという時は意外とSTの味方してくれます。
ギャップたまらんよ。
45歳、イケオジ。
前作はプロファイラーの青山が事件解決の立役者でしたが、今回は僧侶の山吹が物語のヒーローでした。
山吹いわく、本来は寺院も教会も自己啓発の場なので、宗教と自己啓発は切っても切れないものだと。
新興宗教とか聞くと怪しげに感じますが、自己啓発はプラスなイメージ。
複雑な社会の仕組みに息苦しさを覚え、難しい人間関係に悩む私たち。
弱った時のよりどころ、怖いですね。
それにしても、翠と黒崎の人間ポリグラフ・コンビ。
こんなの、もはや無敵じゃないですか笑!
どうか私に近づかないでほしい ^^;