読了した本とその時の気持ちを書き留めておくブログです。ほぼミステリー。

「蘇生」読了しました

読書記録
読書記録

久しぶりに医療ミステリーを読みました。
著者は現役の医師でもあります。だからこそ伝えられる現場の緊迫感とかリアルな感じにとても引き込まれました。
登場人物が多くて、あれこの人誰だっけ?てなることが多くその都度確認しながら読みました^^;

「蘇生」はどんなお話?

後頭部から出血している意識のない男性が救急車で運ばれた。救急車を呼んだのは、近所でクリニックを開業している精神科医で、この男性はその医師の患者だという。やがてこの男性は死亡するが、いくつかの疑惑が浮上し弁護士・井出裕子がその謎を追う。

「蘇生」の主な登場人物

  • 小坂潤一…小坂クリニックの精神科医。
  • 浅野真吾…小坂クリニックの患者。
  • 山崎奈津子…小坂クリニックの事務受付員。
  • 佐々木理恵…浅野真吾の妹。
  • 井出裕子…夕陽が丘法律事務所の弁護士。
  • 西森憲司…夕陽が丘法律事務所の弁護士。
  • 進藤徹…夕陽が丘法律事務所の弁護士。
  • 福本志朗…白井病院の脳外科医。
  • 名倉淳子…白井病院の看護師。
  • 松浦千晶…白井病院の看護師。
  • 田口ひとみ…白井病院の看護師。
  • 水野多枝(タエさん)…白井病院の入院患者。
  • 美川大介(ダイちゃん)…白井病院の入院患者。
  • 谷口俊介(シュンくん)…小坂クリニック二階のデイサービスに通う青年。
  • 木下美樹…小坂クリニックの土地のオーナー。

「蘇生」を読み終えての感想

犯人がわかったと思ってスッキリしたのも束の間、二転三転して最後まで犯人探しを楽しめました。
そうきたか〜という感じです。
何とか最後まで読み切りましたが、登場人物が多く途中私の頭では追いつくのに大変でした笑。
ぜひ短時間で一気に読み切ることをおすすめします!

物語通して終始、意識と死の関係について考えさせられました。
意識が無くなるということは、どういうことだろうか。
心臓が動いていれば生きているということ。
意識は?脳は?

家族が寝たきりになれば私はどう思うだろう。非常に難しい問題だと思いました。